<三角西港>
「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の1つ
(明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業)
幕末から明治期にかけて日本の近代化が飛躍的に進んだ時代の産業資産として
8県11市23箇所にわたる地域の建造物や遺跡が登録されています。
三角西港は、有明海と八代海を結ぶ交通の要所として古くから栄え
「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録されています。
三角西港は、三池炭鉱で採掘された石炭を上海など
海外に輸出するための起点として明治政府の主導で築港。
野蒜築港(宮城県)三国港(福井県)とあわせて明治の三大築港とされています。
<石積埠頭>
背後の山を切り崩して海沿いを埋め立て高度な石工技術で築造
ノミで丹念に削られ丸みを帯びた石積みの堤防

<石積排水路>
背後の山から海へと続く石積みの水路

※明治ロマンを感じる三角西港ですね!
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三角ノ瀬戸 |
三角西港全景と三角ノ瀬戸
(八代海と有明海を結ぶ海峡)
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三之橋 |
山から海へと続く石積排水路に
架かる橋幅4m余の橋
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三角西港のアコウの樹 |
海に近い天草では
船を係留するのに重宝されたと
言われています。
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浦島屋 |
明治時代の三角の旅館
小泉八雲が長崎の帰途立ち寄り
「夏の日の夢」と題する紀行文の舞台
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龍驤館 |
明治天皇の徳をたたえる館として
1918年に完成した建物
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旧高田回漕店 |
回船問屋の建物
1階は海運業事務所
2階は旅館として使用された和風建築
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旧三角海運倉庫 |
1887年に建てられた土蔵造りの建物
多くの荷物を海外へと運び出す
荷揚げ倉庫として利用
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旧三角簡易裁判所本館 |
大正時代の重厚な造りをそのまま残し
「るろうに剣心 京都大火編・伝説の最期編」
の撮影にも使われたという場所
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